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派遣営業が妻に【派遣就業かパート】どちらを勧めるか迷った時の判断は?

働く女性
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今回は、現役の派遣営業マンが仮に身内(妻など)に【パートか派遣】のどちらかで働くの選択肢があったとき。

身内が働くことを念頭においたときに派遣とパート。

それぞれのメリットデメリットを【真剣】に考えてみました。

 

 

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このブログを見てくださっている読者の皆さまは、おそらく派遣営業マンの身内であれば、絶対に派遣での就業を勧めるに違いない!!って思っているかもしれません。

 

 

しかし、そんな自分が派遣営業という境遇はさておき、、、

 

派遣とパートそれぞれのメリットデメリットを真剣に考え、身内にどちらを勧めるか?

 

 

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その結果はいかに??を話していきます。

 

 

派遣就業とパート就業の違いは?

どう違う

まず、前提の知識としてそもそも派遣社員とパートは何が違うのかを話していきます!

それぞれ大きな違いは5点あります!

 

1.雇用主が違う

派遣社員とパート社員の大きな違いに雇用主の違いがあります。

派遣社員の雇用主は派遣元の会社になります。

これはどういうことかというと登録に行ったリクルートスタッフィングさんやランスタッドさんなどの派遣会社が雇用主になります。

ランスタッド オフィスワーク

パート就業のときは、説明不要かもしれませんが勤務先の企業が雇用主になります。

 

派遣就業のときは、派遣会社と雇用契約を結び、派遣会社と契約をしている派遣先の企業に勤務します。

給与の支払いや社会保険の手続き、福利厚生なども派遣会社のものが適用されます。

そのため、派遣先の正社員やパート社員と同じ職場で働いていても、福利厚生の内容が異なることがあります。

ただ、働くときの業務命令に関しては派遣先の企業で受けることになります。

派遣就業の特徴として雇用関係は派遣元の会社で、業務の指揮命令は派遣先の会社で受けると言った特徴があります。

パート就業のときは、これまた説明不要かもしれませんが、給与の支払い・交通費の支給・業務命令は、全て勤務先の企業になります。

また、「パート社員」は「パートタイム労働法」によって、一週間以内の所定労働時間が同じ企業に勤める通常の労働者(正社員)と比べて短い労働者のことと定義されています。

正社員が1日8時間勤務✖️週5日の週40時間勤務のとき、

パート職員が1日7.75✖️週5日の週37.5時間勤務のときだったときでもパート職員として適用されます。

2.使える福利厚生が違う

2つ目に派遣就業とパート社員では使える福利厚生に違いがあります。

派遣社員は、派遣会社の福利厚生が利用できます。

2020年4月に施行された「改正労働者派遣法」によって、正規労働者との待遇面の格差をなくすことが義務付けられました。

参考:厚生労働省「不合理な待遇差解消のための 点検・検討マニュアル」

派遣会社が大手であれば、充実した福利厚生を受けることもできます。全国展開している派遣会社であれば派遣会社が提携している保養所などを割引で使えることがあります。

 

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ちなみに、私が勤めている会社は地域密着の小さい会社のためそのような福利厚生はありません苦笑

 

そして、パート社員の福利厚生は雇われている企業の福利厚生が利用できます。

 

また、社会保険関係に関しては派遣・パートに限らず条件を満たせば、健康保険や厚生年金といった社会保険の対象となります。

 

同一労働同一賃金方の兼ね合いで、派遣就業のときでも社会保険への加入はもちろんのこと、

 

交通費や退職金も規定で定められており支給が義務付けられています。

 

ただ、派遣会社によっては時給に上乗せして交通費を支払っているケースもあります。

 

ただ交通費などを時給に合算しているときは、きちんと派遣就業で働く際の最低時給を確認しておきたいですね。

3.契約期間の違い

派遣就業は、入社当初は評価をシビアに見られるケースがあります。

 

入社当初は、契約期間が31日以上〜2ヶ月といった形の「有期雇用」になります。契約更新期間は3カ月〜半年間が多く期間満了のたびに派遣元の会社から更新の知らせが来るまで不安になるときがあります。

 

ただ、派遣就業も1回,2回,3回と更新を重ねて行く過程で、欠勤多いや就業態度が不真面目すぎるなどのことがなければそれ以降はよっぽどのことがない限り期間満了で終えるようなことはないのが現状です。

 

昨今の人不足の背景もあり、普通に働いてくれるスタッフを切ってくる企業さんも少ないです。

 

そして、派遣社員の雇用期間で気になる「派遣法」の観点から、派遣先の企業で派遣社員として働ける上限期間は原則3年間と定められていますが、同じ派遣先の企業で3年後も働くことも可能です。

 

3年働いた後の雇用のその後

3年働いたタイミングで、まず派遣会社から派遣先の企業に直接雇用の打診をします。

そこで、派遣先の企業が直接雇用の打診を受けてくれて、派遣社員の方も直接雇用に前向きであれば派遣先企業での直接雇用へと転換することも可能です。

 

仮に、派遣先での直接雇用が叶わないときでも派遣会社での無期雇用に転換することで同じ派遣先で働き続けることも可能です。

 

いっぽう、パート社員は、契約の期間が決められていない「無期雇用」であることが一般的ですが、勤務先の企業によっては、3ヶ月・半年間・1年間などの有期雇用であるケースもあります。そして、パート職員のときも5年間働いたタイミングで無期雇用へ転換できるようになっております。

 

派遣就業での雇用期間のときは、最初の雇用期間でシビアに勤務態度を見られることがありますが、それ以降は雇用期間に関してそれほどパート職員での働き方との違いはないように感じています。

4.働く時間の違い

 

派遣就業は、一般的に正社員と同じく1日8時間✖️週5日勤務の週40時間勤務で働くことが多いです。

 

パート職員は、1日3〜4時間で週2〜3日程度といったように、働く時間を短くすることも可能です。

 

そして社会保険への適用をする中で、派遣就業のときは雇用保険加入が必須であるため、

 

基本週20時間以上、月80時間以上の勤務時間が必ず必要になってきます。

 

この時間を確保しようとなると必然的に月の収入が88,000円以上になってしまう社会保険への加入も余儀なくされてしまいます。

 

社会保険の扶養範囲で働きたいときはパートでの就業がオススメですね。

 

パートであれば週20時間未満の働きでも問題ないため、フレキシブルに勤務時間を調整できます。

5.働ける会社の選択肢の違い

5つ目は「選べる会社の選択肢」が全然違うということです。

派遣就業で働くためには大前提として、企業側が派遣就業を受け入れるための契約を派遣会社としておくことが大前提です。

 

ということは、派遣会社との取引をしていない会社では派遣で働けないことになります。

 

ただ、昨今の人不足の状況で企業側も派遣会社との取引も増えてきましたので派遣就業でも良い条件の求人は多い傾向にはあります。

 

また、パートであれば自分の目だけを信じていろんな会社を選んでいけばいいのですが、派遣就業であれば、実際に働く派遣先も大事ですが派遣元の担当営業との相性も多少なりとも絡んでくるので、派遣会社選びも大事にしていきたいですよね。

実際に派遣就業とパートはどっちがいいの?

結論から言うと、所得税や住民税、社会保険料の負担を減らしたいときは、勤務時間や日数の調整がしやすいパート社員としての働き方がおすすめです。

その反面、「税金や社会保険料の負担額よりも、年収を増やしたい」「将来のためにスキルや経験を積みたい」というときは、派遣社員として働くのがおすすめです。

ただ、スキルアップの観点ではスキルも身につかない派遣就業先もあるので、職業の選択は慎重に選びましょう。

派遣就業のメリット

ひらめく

派遣で働くメリットは、次の3点です。

  • 自分の希望に合った仕事が選べるand選んでくれる
  • トラブル対応を派遣会社が対応してくれるときがある
  • 時給が高い傾向

 

それぞれメリットを詳しく見ていきましょう。

1.メリット:自分の希望に合った仕事が選べるand選んでくれる

派遣先の企業は、派遣会社にこういう人が欲しいという条件を出した上でオーダーをしています。

そのため、登録者の方との面談ではその派遣先企業にあうかどうかを面談でじっくり話を聞いています。その上で家庭環境・現状何時まで働けるか・スキル・経験と合致する案件があれば、

企業側へ提案をしていくというスタンスになります。

まだ、やりたいことが定まらない、自分が何に向いているか分からないときなども派遣会社の担当に相談して一緒に考えてもらうのも手ですね。

2.メリットトラブル対応を派遣会社が対応してくれるときがある

業務内容や残業の頻度などが契約時に聞いていたときと違うといった、業務中のトラブルはすべて派遣会社が対応します。

ただし、きちんと今の状況を派遣元に相談をすることが重要です。

現状を把握できないと企業への交渉が出来ないため、トラブルの際は、何に困っているかをきちんと営業担当に伝えましょう。

さらに、直接雇用だと直属の上司に相談しにくいことも、派遣会社がまずは話を聞いて対応してくれるので安心して働けます。

ですので、派遣元の営業担当の存在は大きいですね!

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3メリット:時給が高い傾向

派遣の求人は、国が定めている最低賃金よりも労使協定番号で定めている基準時給の方が高い傾向にあるため時給が高い傾向にあります。

さらに、専門性の高いスキルであればより高時給となるケースがあるので、持つべきものは技術だと感じています。

設計やプログラマーなどは時給が高い傾向にあります。

派遣就業のデメリット

悩む

続いて、派遣就業で働くデメリットです。

  • 契約更新がもらえるか不安
  • 派遣会社によって待遇が違う

各デメリットを詳しく解説していきます。

1.デメリット:契約更新がもらえるか不安

派遣社員は正規雇用とちがって、2ヶ月、3ヶ月のスパンで更新を繰り返しながらの就業となります。期間満了を迎えた時、次の契約更新がされるかされないかは、派遣先企業の事業の状況や業績によって左右されることがあります。

ただ、前述でも記載しましたが真面目にコツコツ働かれている方はよっぽどのことがない限り期間満了で切られることはありません。。

2.デメリット:派遣会社によって待遇が違う

派遣就業でも派遣会社の福利厚生は受けられますが、待遇は派遣会社によって様々です。

資格取得支援の制度など、充実した福利厚生を利用できるところもありますが、一方で派遣先が同じでも、福利厚生が充実していない派遣元の会社もあります。

そのため、派遣社員として働くときは、福利厚生が充実している大手の派遣会社を選んだ方が賢明です。そして、営業担当の質が良い派遣会社を選んで行きたいですね。

パートで働くメリット

メリットデメリット

次にパートで働くメリットを上げていきます.次の2つが挙げられます。

  • 柔軟な働き方ができる
  • 気楽に長く働ける

1メリット:柔軟な働き方ができる

週2、週3で1日2,3時間の勤務など、時間短縮での勤務時間や勤務日数を取り入れることも可能であるため、融通がきくことがメリットだと感じます。

シフト制のときは、2週間や1ヶ月ごとに希望の時間や日数が申請できることもあります。

その時々の状況や都合にあわせて柔軟に働けるため、複数の仕事を掛け持ちすることも可能です。

 

2メリット:気楽に長く働ける

パート就業であれば、派遣のときほどシビアに契約更新の際に見られることはありません。

ただ、パートで直接雇用だからといって必ずしも期間満了で終わることがないわけではないので、そこは注意が必要ですね。

パートとして働くデメリット

悩む

パートで働くデメリットは、下の2つです。

  • 収入が確保しずらい
  • そもそも時給が低いことが多い

それぞれのデメリットを詳しく解説していきます。

1.デメリット:収入が確保しずらい

当たり前といえば当たり前なのですが、働く日数や時間を減らすと比例して、稼げる給料も減ります。

とくにシフト制の職場は、閑散期などは時期的な要因や職場の状況によってシフトが入りづらくなることもあります。

「休みたい時に休める」「年収を扶養内に抑えられる」など柔軟な働き方ができる一方で、「シフトの希望を出しても勤務ができない」「稼ぎたい時に稼ぎづらい」と月々の収入が安定しにくいといったデメリットがあります。

2.デメリット:そもそも時給が低いことが多い

パートは、派遣社員と比べると時給は低めになりやすいです。

同じ労働時間で多く稼ぎたいというときは、派遣就業の方が時給が高い分稼ぎやすいです。

派遣社員がおすすめな人は?

選ばれる

派遣社員がおすすめな人は、次の通りです。

  • 希望の就業条件で働きたい人
  • まだどんな仕事がしたい方向性が定まっていない人
  • ガッツリと収入を稼ぎたい人

それぞれ解説していきます。

1.希望の就業条件で働きたい人

自分が磨いてきたスキルや経験を活かして、希望の条件に合った勤務先を選びたい人にもおすすめです。

さらに、これからチャレンジしてみたい仕事や自分の専門分野に特化した仕事がしたいなど、派遣会社に要望を伝えたら希望に応じた勤務先を複数紹介してもらうことが可能です。

希望の条件に合う職場を効率よく見つけたい人におすすめです。

2.まだどんながしたいか方向性が定まっていない人

派遣社員は、一つの企業に長く勤める働き方を選択しなくてもいいため、様々な企業や職場で経験を積みたい人におすすめです。

なかには正社員として入ることが中々できない大手企業が、期間限定で派遣社員を募集することもあります。

色々な職場で実績を積んで自分の能力やスキルを学ぶことで自分の方向性を探していくのもいいですね。

 

3.ガッツリと収入を稼ぎたい人

やはり、派遣就業はパートよりも時給が高くフルタイムの求人が多いためガッツリと収入を稼ぎたい人にはオススメです。

住宅ローンを共働きですぐに返したい。

子どもの学費を稼ぎたい。

そんな思いがある方はガッツリ稼いでいきましょう!

ランスタッド オフィスワーク

パートがおすすめな人

ブログ執筆

パートがおすすめな人は、以下2点です。

  • 扶養内で働きたい人
  • 家庭を重視しながら働きたい人

扶養内で働きたい人

たとえば、旦那様の会社で扶養手当がある。社会保険料を払わない範囲で働きたい。所得税や住民税などの控除などを極力減らしたい。

また、扶養内である程度の手取り収入を稼ぎながら、税金などの負担も減らせますので効率的な働き方ではありますね。

家庭を重視しながら働きたい人

パートは勤務日数や勤務時間などの融通がききやすく、1日3〜4時間・週2〜3日でも勤務可能が可能です。さらに融通がきくところであれば、1日1時間でもOKといった勤務先もあります。

小さな子どもがいる主婦・主夫の方は、うまく家庭と両立させながら働きたい場合にはおすすめです。

ここまで派遣就業とパートを比較して思うこと

アイデア

派遣就業とパートの違いとそれぞれのメリット・デメリットを紹介してきました。

私の結論はただ一つです。

◆ガッツリ働いて稼ぎたいなら派遣。

(延長保育や学童に預けてガッツリ働きたい人は派遣がオススメです。)

◆どちらかというと家庭に重きをおいて働き方を抑えたい人はパートが柔軟性があって良いですね。

今回は、あくまで派遣かパートかで比較したときの結論なので、ご了承くださいませ。

 

妻に派遣で働くことについて:聞いてみたところ(40代女性です)

気持ちを知る

ひと昔やったら、ガチガチに正社員は守られていたから派遣は真っ先に切られる印象で不安やわ〜っとのことでした。

 

ただ今は、正社員でもバンバン切られてるし何でもありかな〜

って言われていました。

 

自分の子どもの働き方に対してはどう思うか?

子ども将来

ちなみに、私自身が妻ではなく将来子どもに派遣で働いて欲しいかと問われると。

 

まずは、やっぱり正社員を目指して欲しいと率直に思ってしまいます。

 

なぜかというと、やはり派遣は自分で仕事を探していないというレッテルがあるので、まずは仕事探しを自分でやってみて欲しいと感じています。

 

まぁそれでも、今の時代は人の力に頼ることも必要な時代でもあるので、職探しを派遣の担当や転職エージェントを頼って仕事を探すのもありかもしれません。

 

子どもには自分の道は自分で切り開いて欲しいと思いつつも、

信頼できる人を見極めていろんな人の助けを経て幸せになって欲しいと思っています。

 

それってどっちやねん!

 

ってなりますよね。

 

身内のこととなると自分の考え方にも矛盾が生まれてしまいますね。

 

まぁ、子どもの選択肢には極力口を出さない親ではありたいと思います。

 

まとめと少し告知

信頼できる人

実際、派遣で働くかパートで働くかはその時、その時ケースバイケースで状況も変わりますし、何より働く人の気持ちも変わりますので、

まずは自分自身に問いかけてどういう働き方を望んでいるかを考えて欲しいですね。

 

とはいえ、そんなの自分ひとりでは考えられないときはブログの問い合わせ蘭やツイッターから問い合わせ頂けましたらご相談には乗らせて頂きます!

 

みなさまの仕事人生がより良いものになりますように!

 

本日も当ブログへお越しいただきましてありがとうございました。

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